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日別アーカイブ: 2025年4月16日

第9回ラウンジ雑学講座~二日酔い防止~

皆さんこんにちは!

 

ラウンジ Oasis、更新担当の中西です。

 

 

 

第9回ラウンジ雑学講座

~二日酔い防止~

 

ということで、科学的根拠と実践方法に基づいて、二日酔いを防ぐための「最善の方法」を、以下の3つのフェーズに分けて徹底解説します。

 

楽しい飲み会、久々の宴会、ついつい飲みすぎて……翌朝、頭痛・吐き気・倦怠感の三重苦。
そう、誰もが一度は経験したことのある「二日酔い」です。

実は、二日酔いはただの飲みすぎではなく、体内でのアルコール代謝や脱水、肝機能への負担、個人の体質などが絡み合った、れっきとした生理的反応です。


🍺 第1章:飲む前にできる!「予防の準備」

✅ 1. 食事をしっかり摂っておく

空腹での飲酒はNG。
→ 胃が荒れやすく、アルコールの吸収が早まり、肝臓への負担が急増します。

おすすめの食材

  • たんぱく質(枝豆、卵、豆腐、肉類)

  • 油分を含む食事(肝臓のアルコール代謝をゆるやかにする)

  • ビタミンB群(レバー、玄米、青菜類)

✅ 2. 水分を事前に摂っておく

アルコールは利尿作用が強いため、脱水症状に陥りやすくなります。

目安:飲酒前にコップ1〜2杯の水

✅ 3. サプリメント・ドリンクの活用

  • ウコン(クルクミン):肝機能サポート。市販のドリンクも多数あり。

  • ヘスペリジン:柑橘系ポリフェノール。血流促進・代謝促進。

  • L-システイン、グルタチオン、オルニチン:解毒酵素をサポート。

📌 ポイント:これらは「飲む前」に摂取することで最大効果が期待できます。


🍷 第2章:飲んでいる最中に気をつけること

✅ 1. 飲むペースを守る

  • 肝臓が分解できるアルコール量は1時間にビール中瓶1本程度

  • 一気飲みや短時間の大量摂取は絶対に避けましょう。

✅ 2. お酒と一緒に水を飲む「チェイサー」の習慣

  • 1杯お酒を飲んだら、1杯の水をセットで飲む

  • 体内の水分バランスを保つ+アルコールの濃度を薄める効果

✅ 3. 飲む種類と順番を意識する

  • 蒸留酒(焼酎・ウイスキー・ジン)は比較的悪酔いしにくい

  • 混ざり物の多いカクテル、リキュール類は注意(糖分や添加物で負担が倍増)

📌 「ビール→ワイン→日本酒→ウイスキー」と次々飲むと、肝臓が追いつかず二日酔いリスクが急増します。


🍜 第3章:飲んだ後〜翌朝にかけての対策

✅ 1. 就寝前に水をたっぷり飲む

  • 最低でも500ml〜1Lは摂取を

  • 電解質を含むスポーツドリンクや経口補水液なら、吸収効率が高くおすすめ

✅ 2. ビタミン・アミノ酸の補給

  • 肝臓の解毒酵素はビタミンB群・C・E、アミノ酸(タウリン・オルニチン)**を多く消費

  • サプリや栄養ドリンク、あるいはシジミの味噌汁や卵スープで補給を

✅ 3. 翌朝のリカバリー飯とドリンク

  • 濃い味・脂っこいものはNG。消化の良いものを。

  • おすすめメニュー

    • おかゆ、うどん、具なし味噌汁

    • バナナ+ヨーグルト(整腸&栄養補給)

  • おすすめドリンク

    • トマトジュース(肝機能サポート)

    • スポーツドリンク+はちみつ少々

    • 緑茶よりもカフェイン控えめな麦茶や白湯がベター


🧠 補足:二日酔いはなぜ起こるのか?

アルコール分解の仕組み

  1. アルコール → アセトアルデヒド(強い毒性)

  2. アセトアルデヒド → 酢酸 → 水と二酸化炭素として排出

💥 二日酔いの主な原因

  • アセトアルデヒドが体内に残ること

  • 脱水と電解質の喪失

  • 低血糖(肝臓がグルコースを作れなくなる)

  • 睡眠の質の低下(レム睡眠が減少)


✅ 飲む前・飲み中・飲んだ後、すべてが予防につながる

二日酔いを完全に「ゼロ」にするのは難しいかもしれませんが、準備と工夫で“翌朝のダメージ”は確実に減らせます。

二日酔い防止の黄金ルール

タイミング やること
飲む前 食事、水分、ウコンやサプリ
飲んでる間 チェイサー、ペース配分、種類を選ぶ
飲んだ後 水分補給、就寝前のケア、翌朝のリカバリー

📌 お酒の席は、楽しむもの。
だからこそ、身体に優しく、翌朝も笑顔で迎えるための工夫を大切にしましょう。

 

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